夫婦喧嘩は犬も食わない!!
夕方、王立小学校から帰ってきた。
僕?僕は誰かって?
えっへん!!僕はイ・レイ。
韓国皇室の皇太子さ。一応ね、一応。
僕の父上が現皇帝陛下なんだけど、後を継いでもいいし、継がなくてもいいなんて言ってるんだ。
下に妹が二人いるんだけど、彼女たちでも継げるように今、皇室法道が変わっちゃったからだってさ。
実際、父上の姉、ヘミョンお姉さんが父の前に皇帝だったんだ。
だから継がなくてもいいなんて言うんだ。
なんで、そんな高貴な人がグダグダ語ってるかって?
う~ん、それはね。ここの妄想変態管理人から頼まれたのさ。
前回書いた「懐かしい思い出」etc...最近泣かせてばっかりだから、読者の皆様に笑いを振りまけっていうご命令でさ。
で、僕が考えたのが、両親観察なんだよ。
ん?今はどこかって?
一般的に簡単にいえばリビングルームへ入る扉の前。
入ろうか、入るまいか悩んでるんだよね。
何故かってね、コン内官から何か話を聞いてるんだけど、仲良くソファーに座って父上が母上の肩に手をまわしてるんだよね。
こんな時に入って行ったら……大変なんだ。
皆様、大体想像がつくでしょう?
横を何も見なかったようにして通り過ぎてもいいんだけど、そんな時に限って父上の目と目がぶつかっちゃうんだ。
その眼から「邪魔だ!どけ!」と言われるんだよ。
どうだよ、これ?
だから、入るか入るまいか悩むんだよね。
「お兄様、こんなところで何を?」
後ろから2歳下の妹のメイの声が聞こえた。
僕は顎で合図する。
妹もわかったみたいで、僕と並んで待ってる。タイミングを。
「どこに行ってたんだ?今まで。あそこか?」
話すこともないので一応聞いてみる。
「う~ん、あそこはゆっくりできるから好きなんだよね。でもちゃんとお勉強はしたよ。それは安心して。」
ニコッと笑って同意を得ようとする妹。
あそこってね、あそこってね、簡単に言うと、昔父上がルイおじさんを殴った場所。
そう言ったら理解できると思うけど?
あそこね、父上が改修して、1階を母上のアトリエにして、2階をDVD鑑賞ルームへしてしまったんだ。
あそこ、父上の隠れ家なんだけど、僕たちは鍵を盗んでよく入り浸ってるんだ。
おそらく父上は気がついてる。
あそこってね、ソファーベッドもあるし、とっても観る者にとっては居心地がいいんだ。
呑気に『ハウルで動く城』を観てきたなんてメイは言ってるけど。
何回目だよ、それは…。
あ、ごめん。話がそれてしまった。元に戻そう。
ああ、さっきまで仲が良かったくせに、ケンカが始まったようだよ。
いつものことなんだけど。
ますます入るタイミングが・・・。
じゃあ、その喧嘩を聞いてみようか?
聞きたいでしょう。
「シン君。シン君、さっき忘れたと言ってたわよね。全然覚えてないの?」
何を?
メイも分かんないと目で言ってる。
「全然。それから考烈皇太子様がお亡くなりになって、おれとユルの運命が逆転してしまったからな…。 記憶に一切ない。」
父上、馬鹿正直に言わなくても。
「シン君サイテイ!私は覚えてるのに何でシン君は覚えてないの?」
ほら、母上が怒ってしまったよ。
「覚えてないものは覚えてないから仕方がないだろう?」
父上、それでは母上が更にヒートアップするって。
それ以上怒らせてどうするんですか?
「ねえ私のファーストキスよ。ファーストキス!!」
ん?ママのファーストキス?
話が全然分からない。
「だったらお前はどうなんだよ。俺の唇勝手に奪ったんだろうが。第一、結婚の約束ってな。
それを言った本人が覚えてないとは何事だ?」
「話をすり替えないでよ?」
「お互い様だ。お互い様。」
まだ何か言ってるけど、もうこの辺でもいいでしょう?
聞く僕らの身になってよ。
毎回こんなだよ。
大体僕達が、時と場合なんだよね。
止めに入ってもいいんだけど、時々止める前にラブラブモードになる場合があるんだ。
その時は完全にお邪魔虫状態。
だからこれも迷うんだよね。
そんな時に助かるのが、この声。
リアが泣きだした。
お乳の催促みたいだね。
「いいタイミングで泣いてくれるね~。」
さて、入ろうか、メイ。
ケンカはまだ続いてる。
それでも声は掛ける。
かわい妹のために。
「マ~マ、リアが泣いてるよ。」
そう言うとやっとリアの泣き声が聞こえたのか、そそくさとベビーベッドへ向かっていく母上。
父上はやっと解放されたと思ってホッとしてる。
メイはテーブルに置いてあった写真を手に取った。
「これ、私?」
僕ものぞいてみるけど、そこに写ってる女の子はメイにそっくりだ。
でも、こんな写真見たことない。
「ああ、それはチェギョンだよ。3歳の時のものだけど。」
父上はゆっくりとソファーにくつろいで簡単に答えを出した。
「なんでそんな写真があるの?」
そうだ、それが気になる。
両親の幼い頃の写真なんて、せいぜいテレビ番組で見るもんだ。
それ以外見たことがない。
「暗室から出てきたんだ。因みに撮ったのは俺。3歳の頃の俺。」
簡潔な説明ありがとうございます。
けれど、別に自分の息子に敵意を感じなくっていいですって。
「その頃から仲が良かったの?でも、パパ達って政略結婚だったよね?」
父上、驚いた顔しないでください。
皇室のドキュメンタリー番組で言ってたのを知ってます。
「ん?さっきママが言ってたファーストキスって何のこと?パパが奪ったの?」
メイのやつ、全部聞きだす作戦のようだ。
確かに僕も知りたい。シメシメ。
「俺が奪ったんではない。俺は被害者。あいつに奪われたんだ。3歳のいたいけな俺に…。」
父上、苦虫つぶしたような顔をしないでください。
その顔を見たら、母上は又怒り出しますって。
「じゃあ、さっきの結婚の約束は?」
それは何だ?政略結婚なんでしょ?父上と母上は?
「あれは……チェギョンが言ったんだ。でも、そのことをあいつは忘れてたんだ。肝心要なのに…。」
父上、僕たちに怒らないでください。八つ当たりしないでください。
そんな父の顔をよそに、母は乳をあげ終えたリアを抱いてやってきた。
メイは、父上をほっといて母上に話しかける。
メイによく似てるって。
母もそれをにこにこと聞いている。
父上は眼中にないらしい。
やっと気がついたのか、母上が呑気に聞く。
いつものことだけどね。
「ねぇシン君。シン君の幼い頃の写真とかアルバムとかないの?国民に知られてないようなやつ…。」
そう言われた父上は少し考えてる様だ。
「あると思うのだがなぁ。見たいのか?」
父上の声が少し明るくなる。
どうももう怒鳴っていたことを二人とも忘れたらしい。
こういう夫婦ですよ、この夫婦は。
「見たいよ。だって、メイがこれだけ私の幼いころに似てるのよ。
だったらレイはシン君の幼いころにそっくりっていうことにならない?
第一ね、レイが生まれたとき、みんなに言われたんだ。似てる似てるって。
でも、写真なんて見たことがないんだよね。だからあるのなら見てみたいじゃない?」
母上も意気揚々と声を上げて言っている。
その声、まるで乙女。
たまに遭遇する母上が父上に向かって言っている、その声色に似てる。
父上を見ると、これまた幸せそうにニンマリしている。
父上、鼻の下が伸びてるんですけど。
これが僕たちに見せる素の父上の顔。
国民に見せられるものじゃない。
でも、時々見せてるけど。
「わかった。」
そう言うと、さっそくコン内官を呼び出す。
「コン内官~。コン内官、どこにいる?」
彼なら多分知ってる。
父上とはかなり長い付き合いだから。
呼び出して、早速聞き出す父上。
聞き終わるとコン内官はすぐさま退室し、10分くらいしてまた戻ってきた。
下々の者を伴って。
彼らが持ってきたのは大量のアルバム。
いったいどれくらいあるんだよというもの。
なんでも僕たちの曾お祖父様、聖祖陛下が撮ったものらしい。
そう言えば聞いたことがある。
父上の写真の趣味はお祖父様である聖祖陛下からの影響だと。
コン内官によれば、ヒョン殿下、僕のお祖父様が撮ったものもあるんだけど、それはお祖父様が別荘に持って行って今はないとのこと。
それも見てみたかったけど、まあ、次の機会に。
ほら、やっぱり家族みんなで写真観賞会になってしまった。
まあ、それもいいか。
いつの間にかリアは父上が抱っこしてる。
やっぱり鼻の下を伸ばしてるけど。
それもご愛嬌で、みな様ご勘弁を。
「シン君、ほら。確かにレイに似てるね。キャー、何なのこの写真?シン君、顔へ~ん!」
母上、また父上を怒らす気なの?
「なんだと?だったらお前のも見せろよ。あるんだろ、アルバムの一つや二つ…。」
「あるわよ。パパに持ってくるように言っとくわよ。しっかり見なさいよね~。」
あちゃー、母上も参戦してしまった。
いい加減にして下さいよ、父上、母上。
「絶対だぞ、絶対!!」
そう言われた母上は、素直に頷いている。
こんな夫婦です。この夫婦。
ずっと変わってません。
こんなもんかな。
どうでしょう?
変態妄想管理人様…。(もういいよ。行数も多いから)
管理人からは許可が得ましたので、このあたりで失礼させていただきます。
「レイ、どこに向かって何をぶつぶつ言ってる?早くこっちに来い!」
ほら、矛先が僕に向いてしまった。
怒られるのも嫌なので、このあたりで本当に失礼します。
では、またいつか。
ま、管理人がしゃべらすかは分からないけど。
期待せずにお待ちください。
「パパ、すぐいきま~す」
バイバイ。ペコリ。
owari.
僕?僕は誰かって?
えっへん!!僕はイ・レイ。
韓国皇室の皇太子さ。一応ね、一応。
僕の父上が現皇帝陛下なんだけど、後を継いでもいいし、継がなくてもいいなんて言ってるんだ。
下に妹が二人いるんだけど、彼女たちでも継げるように今、皇室法道が変わっちゃったからだってさ。
実際、父上の姉、ヘミョンお姉さんが父の前に皇帝だったんだ。
だから継がなくてもいいなんて言うんだ。
なんで、そんな高貴な人がグダグダ語ってるかって?
う~ん、それはね。ここの妄想変態管理人から頼まれたのさ。
前回書いた「懐かしい思い出」etc...最近泣かせてばっかりだから、読者の皆様に笑いを振りまけっていうご命令でさ。
で、僕が考えたのが、両親観察なんだよ。
ん?今はどこかって?
一般的に簡単にいえばリビングルームへ入る扉の前。
入ろうか、入るまいか悩んでるんだよね。
何故かってね、コン内官から何か話を聞いてるんだけど、仲良くソファーに座って父上が母上の肩に手をまわしてるんだよね。
こんな時に入って行ったら……大変なんだ。
皆様、大体想像がつくでしょう?
横を何も見なかったようにして通り過ぎてもいいんだけど、そんな時に限って父上の目と目がぶつかっちゃうんだ。
その眼から「邪魔だ!どけ!」と言われるんだよ。
どうだよ、これ?
だから、入るか入るまいか悩むんだよね。
「お兄様、こんなところで何を?」
後ろから2歳下の妹のメイの声が聞こえた。
僕は顎で合図する。
妹もわかったみたいで、僕と並んで待ってる。タイミングを。
「どこに行ってたんだ?今まで。あそこか?」
話すこともないので一応聞いてみる。
「う~ん、あそこはゆっくりできるから好きなんだよね。でもちゃんとお勉強はしたよ。それは安心して。」
ニコッと笑って同意を得ようとする妹。
あそこってね、あそこってね、簡単に言うと、昔父上がルイおじさんを殴った場所。
そう言ったら理解できると思うけど?
あそこね、父上が改修して、1階を母上のアトリエにして、2階をDVD鑑賞ルームへしてしまったんだ。
あそこ、父上の隠れ家なんだけど、僕たちは鍵を盗んでよく入り浸ってるんだ。
おそらく父上は気がついてる。
あそこってね、ソファーベッドもあるし、とっても観る者にとっては居心地がいいんだ。
呑気に『ハウルで動く城』を観てきたなんてメイは言ってるけど。
何回目だよ、それは…。
あ、ごめん。話がそれてしまった。元に戻そう。
ああ、さっきまで仲が良かったくせに、ケンカが始まったようだよ。
いつものことなんだけど。
ますます入るタイミングが・・・。
じゃあ、その喧嘩を聞いてみようか?
聞きたいでしょう。
「シン君。シン君、さっき忘れたと言ってたわよね。全然覚えてないの?」
何を?
メイも分かんないと目で言ってる。
「全然。それから考烈皇太子様がお亡くなりになって、おれとユルの運命が逆転してしまったからな…。 記憶に一切ない。」
父上、馬鹿正直に言わなくても。
「シン君サイテイ!私は覚えてるのに何でシン君は覚えてないの?」
ほら、母上が怒ってしまったよ。
「覚えてないものは覚えてないから仕方がないだろう?」
父上、それでは母上が更にヒートアップするって。
それ以上怒らせてどうするんですか?
「ねえ私のファーストキスよ。ファーストキス!!」
ん?ママのファーストキス?
話が全然分からない。
「だったらお前はどうなんだよ。俺の唇勝手に奪ったんだろうが。第一、結婚の約束ってな。
それを言った本人が覚えてないとは何事だ?」
「話をすり替えないでよ?」
「お互い様だ。お互い様。」
まだ何か言ってるけど、もうこの辺でもいいでしょう?
聞く僕らの身になってよ。
毎回こんなだよ。
大体僕達が、時と場合なんだよね。
止めに入ってもいいんだけど、時々止める前にラブラブモードになる場合があるんだ。
その時は完全にお邪魔虫状態。
だからこれも迷うんだよね。
そんな時に助かるのが、この声。
リアが泣きだした。
お乳の催促みたいだね。
「いいタイミングで泣いてくれるね~。」
さて、入ろうか、メイ。
ケンカはまだ続いてる。
それでも声は掛ける。
かわい妹のために。
「マ~マ、リアが泣いてるよ。」
そう言うとやっとリアの泣き声が聞こえたのか、そそくさとベビーベッドへ向かっていく母上。
父上はやっと解放されたと思ってホッとしてる。
メイはテーブルに置いてあった写真を手に取った。
「これ、私?」
僕ものぞいてみるけど、そこに写ってる女の子はメイにそっくりだ。
でも、こんな写真見たことない。
「ああ、それはチェギョンだよ。3歳の時のものだけど。」
父上はゆっくりとソファーにくつろいで簡単に答えを出した。
「なんでそんな写真があるの?」
そうだ、それが気になる。
両親の幼い頃の写真なんて、せいぜいテレビ番組で見るもんだ。
それ以外見たことがない。
「暗室から出てきたんだ。因みに撮ったのは俺。3歳の頃の俺。」
簡潔な説明ありがとうございます。
けれど、別に自分の息子に敵意を感じなくっていいですって。
「その頃から仲が良かったの?でも、パパ達って政略結婚だったよね?」
父上、驚いた顔しないでください。
皇室のドキュメンタリー番組で言ってたのを知ってます。
「ん?さっきママが言ってたファーストキスって何のこと?パパが奪ったの?」
メイのやつ、全部聞きだす作戦のようだ。
確かに僕も知りたい。シメシメ。
「俺が奪ったんではない。俺は被害者。あいつに奪われたんだ。3歳のいたいけな俺に…。」
父上、苦虫つぶしたような顔をしないでください。
その顔を見たら、母上は又怒り出しますって。
「じゃあ、さっきの結婚の約束は?」
それは何だ?政略結婚なんでしょ?父上と母上は?
「あれは……チェギョンが言ったんだ。でも、そのことをあいつは忘れてたんだ。肝心要なのに…。」
父上、僕たちに怒らないでください。八つ当たりしないでください。
そんな父の顔をよそに、母は乳をあげ終えたリアを抱いてやってきた。
メイは、父上をほっといて母上に話しかける。
メイによく似てるって。
母もそれをにこにこと聞いている。
父上は眼中にないらしい。
やっと気がついたのか、母上が呑気に聞く。
いつものことだけどね。
「ねぇシン君。シン君の幼い頃の写真とかアルバムとかないの?国民に知られてないようなやつ…。」
そう言われた父上は少し考えてる様だ。
「あると思うのだがなぁ。見たいのか?」
父上の声が少し明るくなる。
どうももう怒鳴っていたことを二人とも忘れたらしい。
こういう夫婦ですよ、この夫婦は。
「見たいよ。だって、メイがこれだけ私の幼いころに似てるのよ。
だったらレイはシン君の幼いころにそっくりっていうことにならない?
第一ね、レイが生まれたとき、みんなに言われたんだ。似てる似てるって。
でも、写真なんて見たことがないんだよね。だからあるのなら見てみたいじゃない?」
母上も意気揚々と声を上げて言っている。
その声、まるで乙女。
たまに遭遇する母上が父上に向かって言っている、その声色に似てる。
父上を見ると、これまた幸せそうにニンマリしている。
父上、鼻の下が伸びてるんですけど。
これが僕たちに見せる素の父上の顔。
国民に見せられるものじゃない。
でも、時々見せてるけど。
「わかった。」
そう言うと、さっそくコン内官を呼び出す。
「コン内官~。コン内官、どこにいる?」
彼なら多分知ってる。
父上とはかなり長い付き合いだから。
呼び出して、早速聞き出す父上。
聞き終わるとコン内官はすぐさま退室し、10分くらいしてまた戻ってきた。
下々の者を伴って。
彼らが持ってきたのは大量のアルバム。
いったいどれくらいあるんだよというもの。
なんでも僕たちの曾お祖父様、聖祖陛下が撮ったものらしい。
そう言えば聞いたことがある。
父上の写真の趣味はお祖父様である聖祖陛下からの影響だと。
コン内官によれば、ヒョン殿下、僕のお祖父様が撮ったものもあるんだけど、それはお祖父様が別荘に持って行って今はないとのこと。
それも見てみたかったけど、まあ、次の機会に。
ほら、やっぱり家族みんなで写真観賞会になってしまった。
まあ、それもいいか。
いつの間にかリアは父上が抱っこしてる。
やっぱり鼻の下を伸ばしてるけど。
それもご愛嬌で、みな様ご勘弁を。
「シン君、ほら。確かにレイに似てるね。キャー、何なのこの写真?シン君、顔へ~ん!」
母上、また父上を怒らす気なの?
「なんだと?だったらお前のも見せろよ。あるんだろ、アルバムの一つや二つ…。」
「あるわよ。パパに持ってくるように言っとくわよ。しっかり見なさいよね~。」
あちゃー、母上も参戦してしまった。
いい加減にして下さいよ、父上、母上。
「絶対だぞ、絶対!!」
そう言われた母上は、素直に頷いている。
こんな夫婦です。この夫婦。
ずっと変わってません。
こんなもんかな。
どうでしょう?
変態妄想管理人様…。(もういいよ。行数も多いから)
管理人からは許可が得ましたので、このあたりで失礼させていただきます。
「レイ、どこに向かって何をぶつぶつ言ってる?早くこっちに来い!」
ほら、矛先が僕に向いてしまった。
怒られるのも嫌なので、このあたりで本当に失礼します。
では、またいつか。
ま、管理人がしゃべらすかは分からないけど。
期待せずにお待ちください。
「パパ、すぐいきま~す」
バイバイ。ペコリ。
owari.