車は何事もなく宮廷へゆっくり入って行く。 景色は何一つ変わっていなかった。 そして、東宮殿の前に停車した。 どうしてこの場所なのか、チェヨンもチェギョン自身も知らなかった。 ミンスはここは異国の地なの？と建物の外見で思った。 そこへ恭しくチェヨ…

到着ロビーにはギョンとガンヒョン夫妻が今か今かとチェギョンたちの到着を待っていた。 そしてその瞬間は訪れた。 ガンヒョンは２０年間会っていなかったにも関わらず、チェギョンを見つけ、勢いよく抱き付いた。 抱き付かれた方のチェギョンは何が起こった…

こんばんは。 ジャパンプレミア。 もう終ったのかな？ そのニュースがYahooニュースにもうでていました。 毎日新聞さんでした。 ここに載せられるのか載せられないのかわからないのでご報告まで。 写真もありました。 やっぱりさらさらヘアーでした。 隣のパ…

「やっぱりエリック来たね。あんた達くっつくならくっつくいちゃえば？ きちんと想いを素直に伝えないと私みたいになっちゃうよ。」 チェギョンは隣りに座ったミンスに忠告をしたが、いつものことだと諦めていた。 インは彼がかなり年上だと踏んでいた。 一…

ロンドン。ヒースロー空港。 チェギョンたちは飛行機に乗るため空港に集まっていた。 もちろんそこにはフリーシアも集まっていた。 フリーシアはこれから久しぶりに甥っ子のところに行くという。 「フリーシア、本当に今までありがとう。 ちゃんとシン君に伝…

こんばんは。 どうにか間に合った。 思いつきで書いたので文章がいまいちですが。 ２１時過ぎから唐突に考えたので。 今日に間に合ってよかった。 では。

09.3.29 とうとう来日しましたね。その記念として贈ります。 ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ 済州島。 シンとチェギョンは帰国して次の日、極秘裏に済州島の皇室リゾートへと足を運んでいた。 ここではじめてシンの誕…

帰国はそれから３日後に決まった。 チェヨンはずっと頃合いを計って伯母のヘミョンと連絡を取っていた。 チェギョンとミンスが帰国することを了承したと伝えるととても喜んできた。 皇室の方は少しばかり難航したが、シンの状態が良くなるまでという条件付き…

太陽が昇る。 また新たな一日の始まりだ。 再スタート！！ チェギョンは心の中でガッツポーズを決めていた。 みな黙って微笑みながら太陽が昇っていく様を見ていた。 いい加減なところで切り上げ、お腹が減ったので近くのレストランまで足を運んだ。 そこに…

チェギョン、チェヨン、ミンス、チェジュン。 ４人は肩を組んで仲良く歩いてフリーシアの家まで戻っていった。 よくよく考えなくてもこの４人は血のつながった家族。 フリーシアは仲良く囲んで帰ってきた４人をとてもほほえましく出迎えた。 「フリーシア、…

こんばんは。 宮以来、よく韓国ドラマを見るようになりました。 昔見たものは、『美しき日々』と『天国の階段』を見たのみ。 前者はきっちり見ましたが、後者は時々しか見ておらず。 しかも見たとしても早送りでストーリーだけ頭に入れてのみ。 だから今思い…

「え、ちょっと待って。頭パニクってるんだけど…。 え？チェヨンさんは私の子なの？え…。」 チェギョンは本当に頭の中がこんがらがっていた。 シンが倒れ、意識不明なことはやっと頭の中に入れた。 どうにか理解した。 けれど、またさらに大きな台風が自分を…

こんばんは。 ５００００ＨＩＴ小説書き上げました。 なんかできちゃったので載せます。 本当はちょっと違う話を思い浮かんでいたのですが、それはいつの日にかということで。 ひょいと自分の中で始まったストーリー。 ドラマの続きから制作してみるか・・・…

５００００ＨＩＴ御礼小説。 まだ済州島には行きませんよ。次かな？ 勢いで書けたのでこのまま載せます。 本当にありがとうございます。お礼として贈ります。 ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ 帰って…

「で、その場でスカウトされたんだ。翊衛士にならないか？って。」 チェジュンはそれを思い出して苦笑した。 チェギョンは最初はポカーンとしていたが、急にニコッと笑った。 いや、その笑みは苦笑に近かった。 「相変わらず強引ね…。俺様性格も変わっていな…

こんばんは。 ＷＢＣ。 普段野球なんて全く見ない私がずっとテレビの前にかじりつき…。 １０回表のあのイチローが打ち、２点追加したとき、歓喜で涙が出そうになりましたよ。 今まで２６年生きてきて、スポーツで流しそうになったのは初めてです。 野球のル…

こんばんは。 先ほどお気に入り登録してくださった方が４００名となりました。 ということで、数日前から少しずつ書いていたお話をアップしました。 ヘミョンさん、相変わらずシン君をおもちゃに遊んでます。 この続きは５００００ＨＩＴで書こうかと考えて…

お気に入り登録してくださった方が４００名になりました。 数日前からちょこっとずつ書いていた話。 記念として贈ります。 きっと明日には５００００ＨＩＴいくでしょうが、それは少しお待ちくださいませ。 誠にありがとうございます。 ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊…

Paradise VS I an Stupid ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ 日本語訳があった！！ということで載せます。 僕の頭が悪すぎて 君しか知らない 他の人を見ている君は こんな僕の気持ちに気づかないだろう 君の一日に僕はいない 記憶にもない…

「ミンス、あなたの叔父さんよ。私の弟のチェジュン。チェヨンさんの護衛だって･･･。」 チェギョンはミンスに簡単にチェジュンの自己紹介をした。 ミンスは驚いた。 今日はどれだけ驚かされるのだろう。 母に弟がいるなんて知らなかった。 母の秘密はどのく…

外に出ると月明りがもう照らしていた。 玄関から出るとすぐ傍の車道に車が停まっている。 翊衛士が二人ほど待機しているなとチェギョンでもわかった。 月明りに照らされて彼らの顔がわかる。 その一人をどこかで見た気がした。 でも、どこで見たのか思い出せ…

「チェギョン、人は独りで生きてはいけない。 シンには君が必要で、君にはシンが必要。 子供はいずれ巣立っていく。残るのはお互いだけだ。」 ユルはそうだろう？という顔をする。 子供はいつか育っていき、残るのは夫婦だけ。 でも、チェギョンとシンは離婚…

Yundi Li plays Chopin Nocturne Op. 9 No. 2 こんばんは。 毎日更新している「LOVE PHANTOM」 皆様、どのような感想を持たれていらっしゃるでしょうか。 ファン公開でしか公開していませんが。 ヤバくはないんですけどね、全く。今のところは。 長くなりそ…

A&T - ??? ??? ??? (Full!) タイトル韓国語で書いてあるのでわかりませんが。 花男２１話でよく流れていた曲です。 泣きそうになりました…。 さて、ゲットマリッジするのか？

目を開け、ここが自分の部屋だと悟った。 シンが倒れ、意識不明の昏睡状態･･･。 そう聞いた気がした。 「チェギョン、目が覚めた？」 隣りでどこか懐かしい声がした。 とても優しいトーン。 「ユル君？シン君が倒れたって本当？ねぇ嘘だと言って！彼はそんな…

「ど･･･どういうこと？･･･」 その言葉がやっとだった。 嘘だと思った。 信じられないと思った。 「わかりません。急に２週間前に倒れました。僕の目の前で。 聡明な医者団が調べても何が原因なのか未だにわからないんです。 どんなことをしてもまったく目覚…

イ・シン。 イ・チェヨン。 名前をどんどん打っていけばすぐさまヒットする。 けれど、どれだけ探してもシン･チェギョンの写真や映像は一切出てこなかった。 なぜ、自分は母の元で育てられたのか？ なぜ父とは母は離婚したのか？ インターネット上では一言、…

こんにちは。 先ほど何も見るものがなくて、たまたまＣＳＧｙａｏをつけたら、「キッチン」の完成披露試写会のインタビュー映像でした。 マスコミ相手のね。 途中だったので１０分くらいしか見れませんでしたが。 多分これと同じものが流れると思いますが、…

そんなチェヨンの行動はミンスに不思議な印象を与えた。 「あのー、チェヨンさん。アルフレッドに何か？ よく眺めてらっしゃいますけど、とても古いぬいぐるみですよ。」 ミンスは慎重に声を掛けた。 チェヨンは全くこちらを顧みず、ずっとアルフレッドを相…

フリーシアはチェヨンが何者で何の目的で来たのか知っていた。 それはいずれ訪れるものだとリアたちを預かったときから覚悟していた。 チェヨン自身、皇太子ということは一切話さず、ただの韓国人ということで和やかに会話していた。 リアはまだ他人の空似と…